ブルックリン・ネッツは現地10日、成績不振を理由にライオネル・ホリンズHCを解雇。さらに、ビリー・キングGMも解任したことが明らかとなった。

　ネッツは今季ここまで10勝27敗と、ニュージャージーからブルックリンへ本拠地を移転した2012年以来、最低のシーズンを送っている。オーナーのミハイル・プロホロフ氏は、この日声明を発表し、「この現状から、我々が新たなリーダーを必要としていることは明白だ」と今回の人事について説明した。

　また、ホームで9連敗中のネッツは、バークレイズ・センターでの観客動員数が減少。そのため、プロホロフ氏は「正しい運営者とコーチを迎え、ブルックリンの街に、試合を観ていて楽しく、誇りに思ってもらえるようなチームをもたらしたい」と語っている。

　ホリンズHCは、就任1年目の昨季に38勝44敗を記録し、ネッツを3年連続のプレーオフに導いた。しかし、今季は開幕7連敗を喫するなど、スタートから大きく出遅れていた。なお、今後はトニー・ブラウンACが暫定的に指揮を執るとのこと。また、キングGMの後任については、現時点で決まっていない。（STATS-AP）

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