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昨シーズンに病気やケガで戦線離脱を余儀なくされたマイアミ・ヒートのクリス・ボッシュとジョシュ・マクロバーツが、トレーニングキャンプ初日の現地29日、ともにコートに復帰し、チームメイトと汗を流した。
今年2月に、生命の危機、あるいは選手生命を脅かす可能性のある血栓が肺に見つかり、およそ30試合を残しシーズンを終了したボッシュ。キャンプ初日を特に重視していないと強調しながらも、この日は練習後に最後までコートに残った。
ボッシュは、「自分の問題と決別し、ここにいられることをありがたく思っている。何も心配せず、コートでプレーをすることができる」と、今まで当たり前だと思っていたことへの感謝を口にした。
マクロバーツは、「キャンプ初日というのは、体がなれていなかったりするので、常に楽しみというわけではない。でもチームメイトと一緒にこの場にいて、再び競い合ったり、走り回ったりするだけで、本当に楽しかったよ」と、語った。
レブロン・ジェームズ退団後の補強のキーパーソンとして2014年夏にヒートに加入したマクロバーツは、つま先の故障で昨季のトレーニングキャンプの大半を欠席。その後、12月上旬にひざの手術を受け、わずか17試合の出場にとどまった。
昨シーズンは、フェニックス・サンズからトレード移籍したゴラン・ドラギッチと入れ替わる形でボッシュが離脱したため、ドラギッチ、ボッシュ、ドウェイン・ウェイド、ルオル・デン、ハッサン・ホワイトサイドの主力5人がシーズン中に揃うことはなかった。さらに、ホワイトサイドが先週のトレーニング中にふくらはぎを痛めたため、残念ながらこの日の練習でも実現しなかった。ホワイトサイドは、同日に再び診断を受ける予定だという。(STATS-AP)