Not Found
ゴールデンステイト・ウォリアーズが現地15日、2度のシーズンMVP受賞を誇るスティーブ・ナッシュ氏を非常勤の選手育成顧問として迎えるため、交渉を進めていることが分かった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが、リーグ関係者の話として伝えた。
同サイトによると、ナッシュ氏は現役引退を表明した今年3月の時点ではコーチに転身する考えを持っていなったが、ウォリアーズのスティーブ・カーHCとリック・ウェルツ球団社長からの熱烈なラブコールを受けてきたという。就任となれば、1カ月に数日間の勤務で、主にガード陣のスキル指導を行うことになるようだ。
41歳のナッシュ氏は、ケガでシーズン全休となった昨季、ロサンゼルス・レイカーズの若手ジョーダン・クラークソンのスキル指導にあたっていた。また今年の夏は、ジェレミー・リン(ホーネッツ)、ダンテ・エグザム(ジャズ)、ケンバ・ウォーカー(ホーネッツ)、C.J.マッカラム(トレイルブレイザーズ)など、様々なガード選手の指導もしていたという。
ナッシュ氏は18年のキャリアで、歴代3位のアシスト数(10335)を記録。ダラス・マーベリックス時代からサンズ時代を通じ、2001-02シーズンから2008-09シーズンまでの8シーズン連続で、チームのオフェンス効率(100ポゼッション当たりの得点)をリーグトップに導いた。