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ボストン・セルティックスは現地27日、昨季のリーグ王者ゴールデンステイト・ウォリアーズとトレードを成立。オールスター出場2回のデイビッド・リーを獲得し、代わりにジェラルド・ウォーレスとクリス・バブを放出した。
両チームは今月7日にトレード合意に至っていたが、セルティックスがリーを獲得する前に他の取り引きをまとめる必要があったため、成立まで時間がかかった。
セルティックスのダニー・エインジGMは同日、声明を通じ「セルティックスファミリーの一員としてリーを迎えることを大変喜ばしく思っている」とコメント。「誰もが認める彼の実力、そしてリーグチャンピオンとしての経験は、フロントコートの層に厚みをもたらしくれるだろう」と、ロッカールームでのベテランの存在感にも期待していると入団を歓迎した。
プレシーズンゲーム最終戦で左ハムストリングを負傷したリーは昨季、ディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(最優秀守備選手賞)投票で次点に入ったドレイモンド・グリーンの台頭もあり、出番が激減。キャリア最低のプレー時間で1試合平均7.9得点にとどまった。
ウォリアーズは、ラグジュアリータックス(年俸総額超過に伴う課徴金)を抑えるため、契約最終年の来季年俸が1540万ドル(約19億円)のリーの引き取り先を探していた。
一方、ウォリアーズに移籍した元オールスターのウォーレスは、昨季はセルティックスで32試合に出場し、キャリアワーストの平均8.9分間のプレー時間で1.1得点とふるわず。バブは、過去2シーズンの大半をNBA下部組織ディベロップメントリーグ(Dリーグ)のメイン・レッドクローズでプレーした。(STATS-AP)