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現地8日、ロサンゼルス・クリッパーズからフリーエージェント(FA)となっていたセンターのデアンドレ・ジョーダンが、ダラス・マーベリックスとの口頭による契約合意を取り消し、クリッパーズ残留を決断したことが、関係者の話で明らかとなった。
関係者によると、ジョーダンは米テキサス州ヒューストンにある自宅で、ブレイク・グリフィンや、先日クリッパーズと合意したポール・ピアースらと面会し、チームと再契約するよう猛プッシュを受けたという。すでにマブスと総額8000万ドル(約96億6000万円)の4年契約で合意していたが、モラトリアム期間(FAやトレード等の契約禁止期間)が明ける9日を目前に、移籍を思い直したようだ。
一方、マブスのオーナーのマーク・キューバン氏も、当初の約束通りにチームと契約を結ぶようジョーダンを説得するためにヒューストン入りをしていたが、無駄足に終わった。マブスは2012年オフにも、一度は再契約の合意に至ったジェイソン・キッド(現バックスHC)に決断を覆され、ニューヨーク・ニックスに移籍されるという苦い経験を持っている。(STATS-AP)