ペイサーズがM.エリスと4年契約へ、オフェンスのテコ入れを期待
2015-07-03
インディアナ・ペイサーズは現地2日、獲得を切望していたシューティングガードのモンテ・エリスと、4年総額4400万ドル（約54億1000万円）で合意したことが明らかとなった。最終年はプレーヤーオプションとなっているもよう。
エリスは、ダラス・マーベリックスをオプトアウト（契約破棄）した時から、ペイサーズが移籍先の最有力候補と見られていた。また、サクラメント・キングスから総額4800万ドル（約59億1000万円）のオファーを受けたと報じられているが、ポール・ジョージ、ロイ・ヒバートら戦力が揃うペイサーズの方が魅力的だったようだ。
エリスの代理人は、同選手がペイサーズのラリー・バード球団社長と会食したことを明かし、ペイサーズが常にコートで全力を尽くす自分のスタイルに合った環境だと感じることができたと、契約の理由について説明。また、チームも、エリスの加入はこれまでのハーフコートを中心としたスローテンポのオフェンスから、リーグ全体を席巻しているハイペースのオフェンスへとスタイルを転換させるための鍵となることを期待しているという。
29歳のエリスはディフェンス面ではあまり期待できず、スリーポイントシュート成功率も昨季は低調に終わったが、1試合平均18.9得点、4.1アシストをマークしている。（STATS-AP）
