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インド出身選手として史上初めてNBAのドラフト指名を受けたサットナム・シン(19歳)の快挙を、母国の各紙が1面で大々的に報じている。
身長218センチのサットナムは、現地25日に行われた2015NBAドラフトでダラス・マーベリックスから全体52位で指名を受けた。この事をインド紙『ザ・タイムズ・オブ・インディア』が「サットナムが巨大な飛躍」との見出しで報じれば、『インディアン・エクスプレス』も「フープ・ドリーム:ルディヤーナー(サットナムの出身地近郊の街)からNBA経由でダラスへ」というタイトルで、歴史的快挙を伝えている。
インド代表チームのS.バスカー監督は、同国のバスケットボールの流れを変える出来事になるだろうとし、「みんながサットナムのことを喜んでいるよ。インドのバスケットボール界において大きな日となった」と語っている。また、ボリウッド(インドの映画産業)のスター、アミターブ・バッチャンらセレブからも祝福のメッセージが寄せられた。
その一方で、サットナム自身はマブスから指名を受けたことについて、「チームが他の選手よりも自分に興味を示していたという気配はなかった」と謙虚にコメント。同選手は、フロリダ州にあるIMGバスケットボールアカデミーに選抜されてから、米国で5年間トレーニングを積んでいた。(STATS-AP)