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現地10日、クリーブランド・キャバリアーズのマシュー・デラヴェドバが、前日のゴールデンステイト・ウォリアーズとのNBAファイナル第3戦後に脱水症に陥り、病院に搬送されていたことが明らかになった。しかし、同選手はすでに退院しており、11日の第4戦の準備はできていると語っている。
試合後に脱水症からけいれんを起こしたデラヴェドバは、点滴の応急処置を受けた後、さらなる治療のためクリーブランド・クリニックに搬送された。左しつ蓋骨の骨折で戦列を離れたカイリー・アービングに代わって、キャブスの先発ガードを務めるデラヴェドバは、38分間のプレー時間で20得点をマーク。ボールを追ってフロアや観客席にダイブしたり、全力でシーズンMVPのステンファン・カリーを止めにかかるなど、身をていしたプレーでチームの勝利に貢献した。
デラヴェドバは10日、「限界を超えていると思ったときが何度かあった。今回ほど疲労を感じたことはないと思う」と第3戦後の様子を振り返った。そして、「今は調子も戻ったよ。2日続けて試合がなくて助かった」と回復をアピールしている。
また、デラヴェドバは同日、本拠地クイックン・ローンズ・アリーナで行われた軽いチーム練習に参加。今後24時間は水分補給に心がけ、栄養もしっかり取るようにすると述べ、第4戦出場に向け意欲を見せた。
なお、シーズン序盤に脱臼した左肩を第3戦の第1Qに再び痛めたイマン・シャンパートは、MRI検査の結果、異常なしと診断された。デビッド・ブラットHCは、この件に関して「本当にいい知らせだ」と安堵の表情を見せている。(STATS-AP)
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