ウォリアーズ指揮官、K.トンプソンのファイナル初戦出場に自信
2015-05-31
ゴールデンステイト・ウォリアーズのスティーブ・カーHCが現地30日、脳震とうと診断されたクレイ・トンプソンの復帰について、来月4日に行われるクリーブランド・キャバリアーズとのNBAファイナル第1戦に出場できるだろうとの自信を示した。
オールスターガードのトンプソンは、NBAファイナル進出を決めた27日のヒューストン・ロケッツとのウェスタンカンファレンス決勝第5戦で、相手チームのトレバー・アリーザのひざが側頭部に当たり、一時ロッカールームに下がった。その時は異常が認められずコートに復帰したが、試合終了後に不調を訴え、脳震とうとの診断を受けた。
NBAの規定では、脳震とうの症状があるうちは練習に参加できない。トンプソンは前日に続き30日の練習も欠席したが、カーHCは同選手が順調に回復していると主張。そして、現在は脳震とうを起こしたプレーヤーが、復帰前にクリアすることが義務づけられているガイドラインに沿った調整を行っていると語った。
また、カーHCは、トンプソンが出場できなかった場合の代役について聞かれると、「まだ考えてすらいない」ときっぱり。「シリーズはまだ先だし、そのことについて考慮する時間はたっぷりある」と述べながらも、復帰は間に合うと確信している様子だった。
さらに、トンプソンに復帰の許可が下りなかった場合の選択肢について、リアンドレ･バルボサとジャスティン・ホリデーの名前を挙げる一方で、「トンプソンは出場できるだろう」と繰り返し強調した。（STATS-AP）
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