P.ミルサップがけん引、ホークスが辛勝しシリーズ2連勝
2015-04-23
現地22日に行われたイースタンカンファレンス第1シードのアトランタ・ホークスと第8シードのブルックリン・ネッツのファーストラウンド（7回戦制）第2戦は、ホークスが96対91で競り勝ち、シリーズを2勝0敗とした。
ホークスはこの日、序盤に築いた12点リードを失うと、ネッツに最後の最後まで苦戦を強いられた。2点差にまで追いつかれた第4Q残り10秒、ネッツのデロン・ウィリアムスが決まれば同点のジャンプシュートに失敗すると、カイル・コーバーがリバウンドを確保。その直後にファウルをもらうと、フリースロー2本を確実に沈め試合を決めた。
ホークスは、レギュラーシーズン終盤の5試合を右肩の捻挫で欠場したポール・ミルサップがフィールドゴール（FG）11本中7本成功するなど19得点でチームをけん引。第1戦で右手小指を脱臼したアル・ホーフォードは、14得点、13リバウンド、7アシストとケガの影響を感じさせないプレーを見せた。コーバーは、スリーポイントシュート3本成功で17得点をマークした。
しかしながら、チーム全体ではFG成功率が39％とオフェンスが不発だったホークス。試合前に最優秀コーチ賞の表彰を受けたマイク・ブデンホルツァーHCは、「勝利に必要な最低限のプレーができたことはラッキーだったと思う」と謙虚に語った。
ネッツは、ジャレット・ジャックが途中出場ながら23得点、ブルック・ロペスが20得点をマーク。第1戦に続き惜しくも勝利を逃し、シリーズは0勝2敗となったが、ジャックは「まだいける。自分たちは自信にあふれている」と強気に語った。
第3戦は、25日にネッツの本拠地に舞台を移して行われる。（STATS-AP）
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