NBA運営部門代表R.ソーン氏が8月に退任へ
2015-04-14
NBAバスケットボール運営部門代表のロッド・ソーン氏が現地13日、今年8月に退任することを発表した。
リーグの役員として、またチームの幹部として華々しいキャリアを誇るソーン氏は、2013年に2年間の約束でNBAのオフィスに復帰。同日行われたペプシコ社との新たなパートナーシップ締結を発表した記者会見の席で、「戻って来たのは、（NBAコミッショナーの）移行期間のためだった。復帰したとき、ここにいるのは2年間だと伝えた。そしてその2年が8月に来る」と退任の理由を話した。
現在73歳のソーン氏は、チーム幹部としてシカゴ・ブルズでマイケル・ジョーダン（現ホーネッツオーナー）をドラフト指名。NBA役員を14年間務めた後、ニュージャージー・ネッツ（現ブルックリン・ネッツ）のフロントに入閣すると、ジェイソン・キッド（現バックスHC）をトレードで獲得。イースタンカンファレンス2連覇を果たした最初の年の2001−02シーズンに、最優秀エグゼクティブ賞に輝いた。
ネッツでは11年間にわたり球団社長を務め、次のフィラデルフィア・セブンティシクサーズでも同じ役職に就いた。その後、NBAコミッショナーがデイビッド・スターン氏からアダム・シルバー氏に移行する間の期間限定でリーグ役員に復帰することに合意した。
ソーン氏は今後ついて、少なくとも常勤ではチームに戻る予定はないとコメント。後任に上級副代表のキキ・バンダウェイ氏が就任する可能性が高いとした。（STATS-AP）
