アディダス、2016−17シーズン以降NBAとの契約更新せず
2015-03-17
アディダスとスポンサー契約を結んでいるブルズのD.ローズ。（写真提供：Getty Images）
現地16日、NBA公式ユニフォームサプライヤーであるドイツの大手スポーツ用品メーカー「アディダス」が、契約満了となる2016−17シーズン終了後にリーグとのパートナーシップ契約を更新しないことを発表した。
事情に詳しい関係者によると、リーグはアディダスに対し、次の契約を公開入札に切り替えることを伝えていたが、同社は入札を行わない方針を声明で発表した。新たなパートナーシップについては来月発表される見通しとなっている。
アディダスは、2006年にNBAと11年間のパートナーシップ契約を結び、オフィシャルサプライヤーとしてNBA、WNBA、NBA下部組織ディベロップメントリーグ（Dリーグ）へ独占的にユニフォームを供給してきた。
また、デリック・ローズ（ブルズ）、ドワイト・ハワード（ロケッツ）、デイミアン・リラード（トレイルブレイザーズ）、ジョン・ウォール（ウィザーズ）などのトップ選手とスポンサー契約を結んでいる。
しかし、最近ではナイキ社、アンダーアーマー社に押され、スポーツアパレルの売り上げで米国3位に転落していた。（STATS-AP）
