スパーズがスタートから圧倒しサンズに完勝
2015-03-01
22得点、10リバウンドのダブルダブルをマークしたK.レナード。（写真提供：Getty Images）
サンアントニオ・スパーズは現地28日、敵地でフェニックス・サンズに101対74の大差で勝利した。クワイ・レナードが22得点、10リバウンドのダブルダブルを記録し、毎年恒例のロード9連戦“ロデオ・ロード・トリップ”を白星で締めくくった。
スパーズは、ティップオフ直後から圧倒し16対7と好スタートを切ると、第1Qを24対13の2桁リードで終了。さらに前半を51対24の大量リードで折り返し、後半も手を緩めることなく最大で34点差までサンズを引き離した。
ダニー・グリーンとボリス・ディーオウ、アーロン・ベインズがともに12得点をマークした。
サンズは、勝負が決まった第4Qにマーカス・モリスが15得点を稼ぎチーム最多の19得点をマーク。チーム全体で第4Qに33得点を挙げ、34年前にカンザスシティ・キングス戦でマークした1試合最低得点（68点）の球団記録更新はなんとか免れた。
しかし、前半のフィールドゴール（FG）成功率は18.6％（43本中8本）で、ハーフのFG成功率として球団ワースト記録を更新。また前半のFG成功数8本もチームワーストタイ記録だった。追い打ちをかけるように、新加入のブランドン・ナイトが、前半に腸骨稜を痛め、負傷退場となった。
マーキーフ・モリスは惨敗を喫したあとのロッカールームで、「サンズのファンはブーイングを浴びせることはあまりないが、応援も少ない。客席の前列の方などの生粋のファンは応援してくれるけど、上の方の観客席になるとただ試合を見ているだけ。ファンにはもっと応援をしてほしい。それがホームコートアドバンテージになるのだから」と会場に足を運ぶファンに苦言を呈した。（STATS-AP）
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