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現地24日、約8年ぶりにミネソタ・ティンバーウルブズに復帰したケビン・ガーネットが入団会見に臨み、キャリアをスタートさせた場所に戻って来たことを“おとぎ話”のようだと語った。
19日のトレードでブルックリン・ネッツから古巣に電撃復帰したガーネットは、「物語があるとしたら、これはおとぎ話だ。完璧なエンディングだよ。そうありたいと思うストーリーだ」と喜びをあらわにした。
また、ガーネットは「NBA入りしてからの目標は優勝することだった。それをこのツインシティーで成し遂げたかった」とし、今でもそのゴールは変わってないとコメント。さらに、「復帰はオーナーへの第一歩になる」と、既に明らかにしているウルブズのオーナーになるという将来の夢ついても、再び言及した。
38歳のガーネットは1995年ドラフトでウルブズから指名を受け、高校から直接NBA入り。それから12シーズンにわたってチームに在籍し、8回のプレーオフ進出に貢献した。その間、オールスターに10回選出され、2004年にはシーズンMVPにも輝いている。2007年にボストン・セルティックスへトレードで放出され、翌2008年にチームを優勝に導くなど、今やリーグ史上最高のパワーフォワードのひとりになった。
元チームメートで、今はウルブズでアシスタントコーチを務めるサム・ミッチェルは、ガーネットについて「彼は球団の歴史そのもの。このチームの顔なんだ」とコメント。「若い選手は彼から学ぶことで飛躍的に成長することができる」と、ベテランの復帰が若手に良い影響を与えることを期待した。
ガーネットは24日、初めてウルブズのチーム練習に合流。25日のワシントン・ウィザーズ戦が復帰初戦となる見通しとなっている。背番号はかつてウルブズで着用していた「21」に戻す。(STATS-AP)