レブロンが満場一致で選手会副会長に選出
2015-02-14
現地13日、クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスが選手会副会長に選出された。数年後に控えたリーグ側との労使交渉に向けて態勢を整えた形だ。
レブロンは、毎年オールスター・ウィークエンドに開催されるNBA選手会の会合で、満場一致で副会長に選ばれた。事情に詳しい関係者によると、選手会会長を務めるロサンゼルス・クリッパーズのクリス・ポールが、MVP4回受賞のスーパースターに選手会の幹部職を引き受けるよう頼み込んだという。
選手会事務局長のミシェル・ロバーツ氏は、レブロンの選手会執行委員入りを大歓迎し、「我々は満場一致で選ばれた新たな副会長を迎えることとなりました。その人物の名前はレブロン・ジェイムスです」と発表。「この喜びを表すことはできません。我が選手会があらゆる選手から支持されているということの証しだからです。選手会にとって最高の日となりました」と述べた。
NBAは2015-16シーズン終了後から総額240億ドル（約2兆8500億円）の新たな放映権契約がスタートすることから、現行の労使協定の破棄が可能となる2016-17シーズン終了後に、選手側とリーグ側は収益の分配を巡り労使交渉を始めるとみられている。（STATS-AP）
