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ブルックリン・ネッツとサクラメント・キングスとの間で話し合われていた、デロン・ウィリアムスのキングス行きを中心としたトレード交渉が、暗礁に乗り上げたことがリーグの関係者の話で分かった。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が現地24日に伝えた。
同サイトによると、両チームのフロントは同日、トレードについて協議。しかし、ネッツの2年目センター、メイソン・プラムリーをトレードに含めるよう要求しているキングスと、同選手を放出する意思がないネッツとの話し合いは平行線のまま終わり、いったん交渉を中断することで両チームが合意したという。
チームを取り巻く状況や方針は常に変わりうるもので、特に2月のトレード期限間近にはその傾向が強くなる。しかし現時点では、プラムリーをトレードに含めるかどうかについて、ネッツ、キングスともに一歩も引く気がないようだ。
リーグ関係者の話によれば、キングスでは、ポイントガードのダレン・コリソン、フォワードのデリック・ウィリアムス、ジェイソン・トンプソンがトレードの交換要員として名前が挙がっている。
ネッツは、2017シーズン終了まであと2年残っている4300万ドル(約51億8000万円)以上のウィリアムスとの契約をチームのサラリーから外し、球団として新たなスタートを切りたいという考え。元オールスターのウィリアムスは、近年は足首の故障に悩まされるなど健康面で不安を抱え、パフォーマンスも低下している。