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ヒューストン・ロケッツは現地19日、ミネソタ・ティンバーウルブズ、フィラデルフィア・セブンティシクサーズとの3チーム間トレードで、ウルブズからベテランスイングマンのコーリー・ブリュワーを獲得した。
ロケッツは、ブリュワー獲得の見返りとして、シューティングガードのトロイ・ダニエルズと金銭、9月にサクラメント・キングスから獲得した2015年ドラフト2巡目指名権(プロテクトあり)、2016年の2巡目指名権(プロテクトあり)をウルブズに放出。
またシクサーズへ、自前の2015年ドラフト2巡目指名権、現在スペインリーグでプレーをしているウクライナ出身のセルゲイ・リーシュックの交渉権を譲渡した。
ウルブズはシクサーズにセンターのロニー・トゥリアフを送り、シクサーズは、ガードのアレクシー・シュベドをロケッツへ送っている。
ロケッツは、強豪がひしめくウェスタン・カンファレンスで戦い抜くため、さらなる強力なディフェンダーの獲得に成功。チームはここまでシーズン19勝6敗とし、カンファレンス4位としている。
ロケッツのダリル・モーリーGMは、より選手層が厚いゴールデンステイト・ウォリアーズ、メンフィス・グリズリーズ、サンアントニオ・スパーズ、ロサンゼルス・クリッパーズに対抗するため、助っ人となる選手を何週間も探していた。しかし18日、ポイントガードのレイジョン・ロンド争奪戦でダラス・マーベリックスに敗れると、すぐさまシフトチェンジし、守備に定評がありハードワークをいとわないブリュワーに狙いを定めた。
ブリュワーは、2007年ドラフトでウルブズに全体7位指名を受けプロ入り。当時のウルブズのGMこそが、現在ロケッツで指揮をとるケビン・マクヘイルHCだった。2011年にマブスでリーグ優勝を経験した同選手は、その後所属したデンバー・ナゲッツでベンチからの起爆剤として、実力を開花させた。(STATS-AP)