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ロサンゼルス・レイカーズのコービー・ブライアント(36)が、現地14日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦でマイケル・ジョーダン氏の通算得点数を抜き、歴代3位のスコアラーになった。この試合の前までにジョーダン氏の通算32,292得点まであと8点に迫っていたコービーは、ウルブズ戦第2Qのフリースローで、ジョーダン氏の記録を上回った。
プロ入り19シーズン目の大ベテランであるコービーは今季、得点ランク上位の1試合平均25.4得点をマーク。試合前には「自分のキャリアが始まった頃を思い返すと、これだけ得点を重ねるとは想像できなかった。非常に光栄だ」と話していた。
また、あくまで目標は優勝だと語り、懇意にしているジョーダン氏との比較も「お互い最高の選手になることへの執着という“呪い”にかかっていた」と話すにとどめ、比較を避けた。
コービーはウルブズ戦で26得点を挙げ、自身の通算得点数を32,310得点とし、チームの100対94での勝利に貢献した。
現在シャーロット・ホーネッツのオーナーを務めるジョーダン氏は、『AP通信』を通じて声明を発表し「コービーがこの大記録を達成できたことを祝いたい」「彼は本当に偉大な選手で、プロ意識が高くバスケットボールへの熱い情熱を持っている。近年の彼のプレーを観るのは私の楽しみだし、次に何を達成するのか楽しみにしている」と同選手を祝福した。
なお、通算得点1位はカリーム・アブドゥルジャバー氏(38,387点)、同2位はカール・マローン氏(36,928点)となっている。(STATS-AP)