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現地19日のニューヨーク・ニックス戦で37得点と大暴れしたミネソタ・ティンバーウルブズのケビン・マーティンが、同試合の第1Q中盤以降、利き手の右手首を骨折した状態でプレーをしていたことが、21日のチームの発表で分かった。現時点で復帰時期は未定となっている。
マーティンは、ニックス戦の第1Q残り6分48秒、スリーポイントシュートを打った際にファウルを受け右手首を骨折した。驚くことに、同選手はそこからスリーポイントシュート9本中6本の成功を含む34得点をマーク。この活躍により、チームは115対99で勝利し、5連敗から脱出した。
そもそもニックス戦当日は体調不良で点滴を受けるなど、出場自体が危ぶまれていたマーティン。試合後のインタビューでは骨折について一切触れることなく、散々な結果に終わったロード連戦の後で欠場するという考えはなかったと語っていた。
マーティンの離脱はチームにとって、大きな痛手となる。ウルブズではすでに、先発ポイントガードのリッキー・ルビオが左足首のねんざで無期限の離脱。右手首をねんざしている先発センターのニコラ・ペコビッチは最低あと2試合は欠場の予定で、母親が急死した先発パワーフォワードのタディアス・ヤングは喪に服している。
チームによると、マーティンが手術を受けるかどうかは、まだ未定。マーティン不在の間は、ベテランのコーリー・ブリュワーと若手のシャバズ・ムハマドが穴を埋める。
マーティンは今季、平均20.4得点、スリーポイントシュート成功率は48.1%をマークしていた。(STATS-AP)