ウルブズから放出のJ.バレア、古巣マブスに復帰
2014-10-30
ミネソタ・ティンバーウルブズから放出されたガードのホセ・バレアが現地29日、古巣のダラス・マーベリックスと契約を結んだ。
バレアは、ウルブズとバイアウト（契約）で合意した後、ウェイバー期間を経て、マブスと130万ドル（約1億4000万ドル）のベテランミニマム契約を結んだ。
ガードとしてでも小柄なバレアは、2011年のマブス優勝メンバーでもある。マイアミ・ヒートを下したNBAファイナルでは、シリーズ対戦成績1勝2敗からプレーオフで自身初の先発に抜擢され、優勝への怒とうの3連勝に貢献した。
今季は、同じくマブス優勝の原動力となったセンターのタイソン・チャンドラーもニューヨーク・ニックスとのトレードで古巣に復帰。大黒柱ダーク・ノビツキーのもとにチャンドラーとバレアが戻り、優勝メンバー3人が再び共にプレーをすることとなった。
NBA9シーズン目のバレアは、2006年にドラフト外のフリーエージェントとしてマブス入り。優勝した年の2011年夏に4年契約でウルブズに移籍した。最初の2シーズンはキャリアハイの平均11.3得点をマーク。しかし、典型的なポイントガードとしてはミスキャストで、今季は特に、リッキー・ルビオの控にモー・ウィリアムスを獲得しており、出場機会があまり得られないとみられていた。
マブスは同日、バレアのロスター枠を確保するため、ガードのガル・メケルを解雇している。（STATS-AP）
