サンダーの今後に陰り？ 長期離脱のK.デュラント「今日のことに集中」
2014-10-24
現地23日、今季序盤戦の欠場を余儀なくされているオクラホマシティ・サンダーのK.デュラントが、まずは目の前を見ることが大事だと語り、チームの周辺に漂う騒音を一蹴した。
デュラント、ラッセル・ウェストブルック、サージ・イバカと26歳以下の若手を揃え、レジー・ジャクソン、スティーブン・アダムスといったさらに若い年代も成長を見せているサンダー。このところファイナルまであと一歩のところで敗退を喫しているが、今季は2011-12年シーズン以来のファイナル返り咲きを目指している。
ここ数年優勝候補の名を手にしているサンダーだが、デュラントが来季終了時にはフリーエージェント（FA）になることもあり、その栄光に陰りが見えるのではとの声もある。さらにデュラントは右足小指の付け根を骨折して16日に手術を受けており、開幕から1カ月は離脱の予定。同選手が不在となったことで、サンダーの優勝の可能性は狭まったようにも思える。
こうしたなかデュラントは「武器は揃っている。素晴らしいHCもいるし、主力もベンチも最高だ」とコメント。「今日のことは今日しか分からない。優勝のことを深刻に考え出したら今日集中すべきことから考えが逸れてしまう」と語り、先を気にせず今に集中すべきだとした。（STATS-AP）
