富樫ベンチ入りならず、マブスがグリズリーズに勝利
2014-10-21
マブスの富樫勇樹は、グリズリーズ戦で加入後初のベンチ入りとはならなかった。（Getty Images）
現地20日に行われたメンフィス・グリズリーズ対ダラス・マーベリックスの対戦は、ホームのマブスが108対103で勝利。14得点を挙げたタイソン・チャンドラーとモンテ・エリスを筆頭に7選手が2桁得点をマークするバランスのよい攻撃で、プレシーズンのホーム最終戦を白星で飾った。
マブスは、チャンドラーとエリスを含め、先発5人全員が10得点以上をマーク。チャンドラー・パーソンズとジャミーア・ネルソンが各11得点、ダーク・ノビツキーが10得点を記録した。またベンチからは、リチャード・ジェファーソンが13得点、アルファルーク・アミヌが12得点で勝利に貢献した。
マブスは、27対27の同点で迎えた第2Q、フィールドゴール（FG）成功率が33％とブレーキがかかったグリズリーズを尻目にリードを拡大。ネルソンが前半の最後7得点を1人で稼ぎ、57対44の13点リードでハーフタイムを迎えた。後半は、復調したグリズリーズに62対55と7点差まで迫られたが、ノビツキーのスリーポイントシュートで再び試合の主導権を掌握。第3Q終了間際には91対72の19点リードに相手を突き放し、そのままリードを保って逃げきった。
先ごろマブスと正式に契約を結んだ富樫勇樹は、この試合ではベンチ入りしなかった。
敗れたグリズリーズは、クインシー・ポンデクスターがチーム最多の18得点。マーク・ガソルが17得点で続いた。昨季までの3シーズンをマブスで過ごしたビンス・カーターは、移籍後初の凱旋で8分間プレーし、3得点、2リバウンドだった。
グリズリーズは22日、ホームにクリーブランド・キャバリアーズを迎えて対戦。マブスは23日、ルイジアナ州シュリーブポートでニューオーリンズ・ペリカンズと対戦する。（STATS-AP）
