2014年ドラフト全体3位、シクサーズのJ.エンビードの弟がアフリカで死去
2014-10-17
2014年ドラフト全体3位でカンザス大からフィラデルフィア・セブンティシクサーズ入りしたジョエル・エンビードの弟である、アーサー・エンビード氏が、アフリカで死去したことが分かった。死因については現在のところ明らかになっていない。
大豊作と言われた今年のドラフトで1位候補にも挙げられ、全体3位でシクサーズから指名を受けたエンビード。しかし、6月に右足を骨折しており、今季の多くの試合を欠場することが見込まれていた。そんななかで、悲劇に見舞われる形となった。
この訃報を受け、シクサーズのブレット・ブラウンHC、サム・ヒンケルGM、エンビードと同じくカメルーン出身であるチームメイトのルーク・バー・ア・ムーテは、フィラデルフィアにあるエンビードの自宅でケアに当たるため、この日予定されていたボストン・セルティックスとのエキシビションマッチを欠場した。
ブラウンHCに代わってセルティック戦で指揮をとったアシスタント・コーチのチャド・イスケ氏は、「我々は全員が家族だ。当然、今は誰もがジョエルとその家族のことを想っている。我々の心と祈りは、彼とともにある」と、エンビードの心中を思いやった。
亡くなったアーサー氏の年齢は明らかになっていないが、ジョエルは3兄弟の長男で、3月に20歳を迎えていた。（STATS-AP）
