レブロンが44分間の短縮試合に異議 「問題は試合数」
2014-10-16
クリーブランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスが、NBAがプレシーズンに試験的に実施する44分間の短縮ゲームについて異議を唱えている。米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』が現地15日に伝えた。
NBAは、19日のブルックリン・ネッツ対ボストン・セルティックスのプレシーズンゲームで、規定の48分間より4分間短い、各クオーター11分間で合計44分間の短縮フォーマットを試験的に採用する。しかしレブロンは、1試合当たりの試合時間を短くするよりも、1シーズンの試合数を減らすほうがリーグのためになると考えている。
同サイトによると、レブロンは、問題なのは試合時間ではなく試合数だとしており、現在の82試合は多すぎるとコメント。いったんコートに出てプレーをすれば、プレー時間の長さにかかわらず、体には負担が掛かるものとの考えを示した。
レブロンは、試合数が減ることにより、チームと選手の収入も減少することは認識している。その上で、ロックアウトのために試合数が66試合となった2011-12シーズンの短縮スケジュールが気に入っていたと述べている。
また、オールスターのケビン・デュラント（オクラホマシティ・サンダー）とポール・ジョージ（インディアナ・ペイサーズ）のケガにも言及。試合数を減らすことは、選手たちの健康維持に役立ち、ハイレベルなプレーを促進する助けとなるという見解を示している。
