ニックスC.アンソニー「やり残した仕事がある」
2014-09-30
ニックス残留を決断し、チームと再契約したC.アンソニー（写真提供：Getty Images）
ニューヨーク・ニックスのスーパースター、カーメロ・アンソニーが現地29日、メディアデーの記者会見に臨み、ニューヨークでやり残した仕事が残っていると決意を新たにした。
オフにフリーエージェントになったアンソニーは、ニックス残留を決断し、チームと再契約。デリック・ローズ擁するシカゴ・ブルズやドワイト・ハワードとジェイムス・ハーデンが所属するヒューストン・ロケッツに移籍し、今季の優勝を狙うという選択肢もあったが、フィル・ジャクソン球団社長とデレック・フィッシャーHCの下でプレーすることを選んだ。
アンソニーは、たとえ時間がかかろうともジャクソン球団社長とフィッシャーHCがニックスを立て直すと信じており、自身もその一端を担うことを望んでいる。「喜んで辛抱を受け入れる。どのくらいの期間が必要は、今は分からないが、辛抱してリスクを負い、そのチャンスに賭けてみる」と力強く語った。
ニックスは昨季、37勝45敗と期待外れのシーズンを送り、アンソニーはキャリア11年目にして初めてプレーオフ出場を逃した。サラリーキャップスペースに余裕がなく、チームのアップグレードが難しい状況にもかかわらず、残留を決めたことについて「バスケットボールのことを考えれば移籍が最善の選択だったのかもしれないけれど、個人的にそれは違うと感じだ」「自分自身、無理やりニックスに移籍したようなものだし、まだやり残した仕事がある」と語った。（STATS-AP）
