“NBAドラフト史上最も期待外れ”のD.ミリチッチ、キックボクサーに転身
2014-09-25
セルビア人センターのダーコ・ミリチッチ（29）が、バスケットボール選手からキックボクサーに転身することになった。
“NBAドラフト史上最も期待外れ”の選手の一人として知られるミリチッチは現地24日、プロモーターおよび競技者として世界キックボクシング協会と契約を結んだ。ミリチッチは過去2シーズン、NBAの舞台から遠ざかっていた。
身長213センチ、体重113キロのミリチッチは、2003年ドラフトでカーメロ・アンソニー、クリス・ボッシュ、ドウェイン・ウェイドを飛び越え、全体1位指名のレブロン・ジェイムスに続く全体2位でデトロイト・ピストンズから指名を受けた。NBAで10シーズンをプレーし、2004年にはピストンズでリーグ優勝を経験。同チーム退団後は、オーランド・マジック、メンフィス・グリズリーズ、ニューヨーク・ニックス、ミネソタ・ティンバーウルブズ、ボストン・セルティックスとチームを転々と渡り歩いた。
ミリチッチによると、キックボクシングに興味を持ったのは1年以上前で、キックボクシングの世界チャンピオンベルトを出品したチャリティーオークションで資金集めをする人道運動に出会ったことがきっかけだという。ミリチッチは「100％を捧げることができないなら、（キックボクシングに）のめり込まないだろう。見てのお楽しみだ」と、意気込みを示している。（STATS-AP）
