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フリーエージェントのアンドレイ・ブラッチが、中国リーグの新疆フライングタイガースと1年契約を結んだことが分かった。米スポーツサイト『NBC SPORTS』が現地20日、伝えた。
ブラッチは昨シーズン、ブルックリン・ネッツで控えのキーパーソンとして活躍し、イースタン・カンファレンス準決勝進出に貢献。レギュラーシーズン73試合に出場し、平均22.2分間のプレータイムで、11.2得点、5.3リバウンドをマークした。
同サイトによると、ネッツは早い段階でブラッチと再契約を結ばない方針を決定。ブラッチは、来季のチームが未定のまま今夏にフィリピン代表としてFIBAバスケットボール・ワールドカップに出場したが、既にほとんどのチームがサラリーに余裕がない状態のため、中国に渡ることを決めたようだ。
『ASM Sports』によると、フライングタイガースは昨シーズンにファイナル進出を果たしており、ブラッチを優勝達成のための最後のピースだと考えているとのこと。ブラッチも同球団への入団を楽しみにしているという。
米国の大手ポータルサイトが運営する『ヤフースポーツ』は、ブラッチの年俸を税抜きで250万ドル(約2億7000万円)と伝えている。
中国リーグは3月でシーズンが終わるため、その後、NBAに復帰することが可能。うまくいけば、プレーオフが始まる前に優勝候補のチームに合流するチャンスもある。