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FIBAバスケットボール・ワールドカップ(旧世界選手権)は現地6日、スペインで決勝トーナメントの試合が行われ、スペインとフランスがそれぞれ勝ち進み、準々決勝で欧州のライバル対決が再び実現することになった。
スペインはセネガルに89対56の大差で勝利し、予選ラウンドからの連勝を6に伸ばした。この日17得点を挙げたパウ・ガソル(シカゴ・ブルズ)は、そのうち13得点を第1Qに挙げて好スタートに貢献した。
欧州選手権王者のフランスは、序盤のビハインドを乗り越え、クロアチアに69対64で辛くも勝利。ニコラス・バトゥーム(ポートランド・トレイルブレイザーズ)が14得点、エバン・フォーニエ(オーランド・マジック)が13得点をマークした。
スペインとフランスは過去2年連続で夏に対戦しており、2012年ロンドン五輪ではスペインがフランスを下し、昨年の欧州選手権ではフランスが雪辱を果たした。さらに、3日前の予選ラウンドでは、スペインが88対64でフランスに勝利。両者は10日、スペイン・マドリードで再び激突する。
フランスのミカエル・ジェラバルは、フランス対スペインはクラシコ(伝統の一戦)のようなもので誰もが楽しみにしているとし、3日間でしっかり準備したいと気持ちを引き締めた。
また、同日に行われたスロベニア対ドミニカ共和国は、7点ビハインドの第2Q中盤から23対2の怒とうのランを展開したスロベニアが71対61で勝利。ゴーラン・ドラギッチ(フェニックス・サンズ)が12得点、ドラギッチの弟のゾランがチーム最多の18得点でチームをけん引した。
スロベニアは、同日にメキシコに圧勝した米国と準々決勝で対戦する。(STATS-AP)