米国代表がW杯前最後の国内テストマッチ、プエルトリコ代表に快勝
2014-08-23
20得点の活躍を見せた米国代表のS.カリー（写真提供：Getty Images）
米国代表は現地22日、ニューヨークでFIBAバスケットボール・ワールドカップに向けた国内最後のテストマッチとしてプエルトリコ代表と対戦し、後半に引き離して112対86の大差で勝利した。ステファン・カリー（ゴールデンステイト・ウォリアーズ）が20得点をマークした。
米国は、前半終了のブザーと同時にクレイ・トンプソン（ウォリアーズ）がスリーポイントシュートを決め、52対47と何とかリードを守ってハーフタイムに突入。前半は海外とNBAで豊富な経験を持つカルロス・アローヨとホセ・バレアを擁するプエルトリコに接戦を強いられたが、気持ちを切り替えた後半は第3Q明けから14対2のランを展開。守ってはアンソニー・デイビス（ニューオーリンズ・ペリカンズ）とケネス・ファリード（デンバー・ナゲッツ）がプエルトリコのシュートを阻止し、第3Q終了時には87対67と一気にワンサイドゲームに持ち込んだ。
16日のブラジル代表とのテストマッチに出場後、ドミニカ共和国戦と2日間のチーム練習を回避したデリック・ローズ（シカゴ・ブルズ）は、第1Q途中からコートに登場した。
米国はこの試合にロスター16選手のうち12選手が出場。オールスターのデイミアン・リラード（ポートランド・トレイルブレイザーズ）、アンドレ・ドラモンド（デトロイト・ピストンズ）、ゴードン・ヘイワード（ユタ・ジャズ）、ダマー・デローザン（トロント・ラプターズ）は出場しなかった。
ワールドカップ開催地のスペインに出発する前に少なくとも2-3選手がカットされる見通し。スロベニア代表との最終テストマッチを経て、8月30日のフィンランドとのワールドカップ初戦までに最終ロスター12名が決定される。（STATS-AP）
