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トロント・ラプターズは現地11日、タンパリング(事前交渉)禁止のルールに抵触したとして、リーグから罰金2万5000ドル(約256万円)を科された。人気ラッパーでチームの大使を務めるドレイクが、自身のコンサートで発したオクラホマシティ・サンダーのケビン・デュラントに対するコメントが問題視されている。
リーグの規約に精通した情報筋が11日、米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトに明かした。これによると、ドレイクは観客に対し、トロントまでコンサートを見に来てくれたデュラントに、ラプターズに移籍したら何が起こるかを見せてあげたいと語った。すると、昨シーズンMVPへ盛大な拍手が送られ、続いて“KDコール”が沸き起こったという。
ドレイクは昨年9月に正式にラプターズのグローバル大使に任命された。
2016年夏にフリーエージェントになるデュラントには、故郷のチームであるワシントン・ウィザーズを筆頭に、ニューヨーク・ニックス、ブルックリン・ネッツ、ロサンゼルス・レイカーズなどが獲得に興味を示している。各チームは争奪戦に向け、十分なサラリーキャップスペースを空けるための態勢を整えているという。