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2月下旬にニューヨーク・ニックスから解雇されて以来、所属先が決まっていなかったメッタ・ワールド・ピースが今週、来季のNBAでのプレーを断念し、中国へ渡る決断をしていたことが分かった。スポーツ専門サイトの『Fansided』が伝えた。
ニックスは一時期、ワールド・ピースを呼び戻すことに関心があると公言しており、最近も獲得に興味があると報じられていた。ニューヨーク育ちのワールド・ピースも地元チームでのプレーを望んでいたと見られるが、ニックスが心変わりしたためか、古巣復帰は実現しなかったようだ。同サイトでは、ニックスでプレーするよりも、中国のチームと契約したいという気持ちが上回ったわけではないだろうと述べている。
またロサンゼルス・レイカーズも獲得に関心があるとウワサされていたチーム。ワールド・ピースは、ニックスに移籍する前の数シーズンにレイカーズに在籍。またレイカーズが最低年俸レベルの1年契約を受け入れてくれる選手を探していたことから、同選手がターゲットと見られていた。しかし記者のラリー・コーン氏によれば、レイカーズはキャリア終盤のワールド・ピースに関心を持っていなかったようだ。
オールスター級の選手が中国でのプレーを選択するのは、ワールド・ピースが初めてではない。スティーブ・フランシスやステフォン・マーブリー、また2011−2012シーズンのロックアウトの際には多くの選手が中国リーグでプレーすることを選択している。