ブルズがアムネスティでC.ブーザー放出、さらに3選手を解雇
2014-07-16
シカゴ・ブルズは現地15日、4シーズン在籍したベテランフォワードのカルロス・ブーザーにアムネスティ条項を適用し、解雇した。
オールスター2回出場のブーザーは、2010年7月にサイン＆トレードでユタ・ジャズからブルズに移籍。ブルズで通算280試合に出場し、平均15.5得点、9リバウンドをマークした。
アムネスティ条項を適用することで、現労使協定下で1チームにつき1選手を解雇することができる。サラリーキャップとラグジュアリータックス（贅沢税／年俸総額超過に伴う課徴金）への計上は100％免除されるが、選手への年俸の支払い義務は残るため、ブーザーの来季の年俸は保証される。ブーザーは5年総額約7500万ドル（約76億3000万円）の契約があと1年残っていた。
ブーザーはツイッター上で、4シーズンを過ごしたブルズに感謝の言葉を述べた。
さらにブルズは同日、フォワードのルー・アムンドソン、ガードのロニー・ブリュワーとマイク・ジェイムスをウェイブ（解雇）。フリーエージェントのパウ・ガソルと、2011年ドラフト指名で今回がNBA初挑戦のニコラ・ミロティッチを迎える準備として、引き続きサラリーキャップに空きを作った。（STATS-AP）
