W杯米国代表合宿メンバーが発表、D.ローズら19名が選出
USAバスケットボールは現地14日、8月末からスペインで開催されるFIBAバスケットボール・ワールドカップに向けた米国代表合宿の招集メンバーを発表。膝のケガからの復帰を目指すデリック・ローズ（シカゴ・ブルズ）ら19名が選ばれた。
代表合宿は7月28日からラスベガスで行われ、2012年ロンドン五輪金メダルメンバーからはケビン・デュラント（オクラホマシティ・サンダー）、ケビン・ラブ（ミネソタ・ティンバーウルブズ）、ジェイムス・ハーデン（ヒューストン・ロケッツ）、アンソニー・デイビス（ニューオーリンズ・ペリカンズ）の4人が選出。ダマー・デローザン（トロント・ラプターズ）とロケッツからダラス・マーベリックスへ移籍のチャンドラー・パーソンズが新たに代表候補に加わった。
米国代表を率いる“コーチK”ことマイク・シャシェフスキーHCは電話会見で、膝の手術から順調に回復しているというローズの代表候補入りについて「負傷前のようなパフォーマンスをするデリックが見たいね。彼はMVPであり世界最高のプレーヤーの1人なのだから。コンディションは万全だと聞いているよ」と期待を寄せた。
その他の招集メンバーは、ステファン・カリーとクレイ・トンプソン（ゴールデンステイト・ウォリアーズ）、カイリー・アービング（クリーブランド・キャバリアーズ）、ブレイク・グリフィン（ロサンゼルス・クリッパーズ）、ポール・ジョージ（インディアナ・ペイサーズ）、デイミアン・リラード（ポートランド・トレイルブレイザーズ）、ゴードン・ヘイワード（ユタ・ジャズ）、デマーカス・カズンズ（サクラメント・キングス）、ブラッドリー・ビール（ワシントン・ウィザーズ）、アンドレ・ドラモンド（デトロイト・ピストンズ）、ケネス・ファリード（デンバー・ナゲッツ）、カイル・コーバー（アトランタ・ホークス）。
USAバスケットボールチェアマンのジェリー・コランジェロ氏によると、ラスベガスでの合宿後にメンバーを15名に絞り、ワールドカップ開催地のスペインに出発する前に最終メンバー12名を発表する予定となっている。
1月に発表されていた代表メンバー候補28名のうち、北京、ロンドンとオリンピック2大会で米国の金メダルに貢献したレブロン・ジェイムス（キャブス）、カーメロ・アンソニー（ニューヨーク・ニックス）、クリス・ポール（クリッパーズ）らベテランは今夏の大会は不参加。しかし、2016年リオデジャネイロ五輪には代表復帰する可能性もある。NBAファイナルMVPのカウィ・レナードも、休養を優先しワールドカップには参加しないとのこと。（STATS-AP）
