ニックス、C.アンソニー引き留めに向け東西奔走
2014-07-04
ニューヨーク・ニックスからフリーエージェント（FA）になったカーメロ・アンソニーの引き留めに向け、ニックスの首脳陣が東海岸から西海岸へと奔走している。
引く手あまたのカーメロは、今週すでに、シカゴ、ヒューストン、ダラスを訪問。現在はロサンゼルス・レイカーズと面談するため、ロスに滞在している。
こうしたなか、チーム状況をよく知る人物が匿名を条件に『AP通信』に語ったところによると、ニックスの首脳陣は現地3日夜にロサンゼルスでカーメロと面会。詳細は明かされなかったものの、フィル・ジャクソン球団社長、スティーブ・ミルズGMが同席していたと思われる。
ニックスを退団したいとの言葉はカーメロの口から出ていないが、現在30歳の同選手はタイトルを争えるチームでプレーしたいとの思いを述べている。ニックスは昨季37勝45敗と低迷し、カーメロは11年のキャリアで初めて、プレーオフ進出を逃す形となっていた。
どのチームと契約を締結するにせよ、7月10日までサインはかわされないため、まだ時間がある。しかしニックスはカーメロに対し、同選手の残留をいかに望んでいるかをアピールしておきたいようだ。（STATS-AP）
