C.アンソニーがブルズと面談、D.ローズら主力も勧誘に同席
2014-07-02
ニューヨーク・ニックスからフリーエージェント（FA）になったカーメロ・アンソニーが、FA交渉が解禁となった現地1日、シカゴ・ブルズと面談を行った。
カーメロは同日午後、代理人とブルズのトム・ティボドーHCとともに、警察の護衛付きのリムジンで、本拠地ユナイテッド・センターに到着。面談にはフロント陣の他、デリック・ローズ、ジョアキム・ノア、タージ・ギブソンら主力が同席し、チームの今夏最大のターゲットにラブコールを送った。
ブルズはカーメロ争奪戦に自信を見せており、カーメロがローズとノアとタッグを組むことで、マイケル・ジョーダンとスコッティ・ピッペンを擁し1990年代に2度の3連覇を達成して以来の優勝も可能だと売り込んでいる。
またこの日は、背番号7番のブルズのユニホーム姿のカーメロと優勝トロフィーが並んだ巨大デジタル看板などでユナイテッド・センターを装飾。歓迎ムード一色にし、同選手獲得への熱い思いをアピールした。
ブルズファンの男性は「きっとうまくいくはず。もちろん彼は、どのチームとも契約できる。すぐ優勝することも可能だし、今できなくてもいずれできるだろう。だが、ここに来れば、今も、これから先も優勝することができる」と交渉の成功を祈った。
カーメロは今後、複数のチームと面談を行う予定となっている。（STATS-AP）
