キャブス、T.ルー氏のアシスタントコーチ就任を発表
2014-06-24
クリーブランド・キャバリアーズは現地23日、デビッド・ブラット新HCのスタッフとして、ティロン・ルー氏（37）をアシスタントコーチに迎えると発表した。ルー氏はブラット新HCの就任決定以前に、監督候補としてキャブスで2度、面接を受けていた。
監督の人選中にルー氏に感銘を受けたというデイビッド・グリフィンGMは、「ここ数週間で、タイ（ルー氏）が我がチームの今後の成功において重要な役割を担うだろうということがはっきりした。選手とコーチ両方での輝かしい業績は、大きな助けになるに違いない。強豪チームへの新たな時代に向けて、彼のリーダーシップと知識は非常に重要なものになるだろう」と、ルー氏を歓迎した。
ルー氏は、新監督の最終候補の1人だったが、キャブスは20日、欧州のリーグで数々の業績を収めてきた55歳のブラット新HCと、4年目がチームオプションとなる3年契約を結んだ。ブラット新HCは、米国での監督就任は今回が初めてで、ルー氏がその部分での経験不足を補う。
ルー氏は、現役時代にNBA選手として11シーズンで7チームを渡り歩き、2000年、2001年にはロサンゼルス・レイカーズでリーグ優勝を経験。この5年間はボストン・セルティックスとロサンゼルス・クリッパーズでドック・リバースHCのスタッフを務め、リーグで最も将来有望な若手コーチの1人と評価されている。
恩師の元を巣立つこととなったルー氏は、リバースHCに対し、これまでのサポートや指導、友情、そして次のステップに進む準備を手助けしてくれたことを感謝。また「キャブスは自分にとって最高の環境」と語り、新天地での貢献に意欲を見せた。（STATS-AP）
