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マイアミ・ヒートのクリス・ボッシュが、リーグ3連覇を追い求めた今季について、苦しいシーズンだったと振り返った。
ヒートは、現地15日のNBAファイナル(7回戦制)第5戦で、サンアントニオ・スパーズに敗れ、シリーズ1勝4敗となりリーグ優勝を逃した。ボッシュは、空港行きのバスに乗り込む前に取材に応じ、「この数年とは異なり、今季が楽しかったと言う選手はいないだろう」と語った。
「心から喜びを感じたときはなかったし、1年を通じて任務にあたっているようだった。勝ってもホッとするだけ。負けると重苦しい気分になるときもあった。そこを乗り越えて、ここにたどり着いた。チャンスはあったが、スパーズのほうが上だった」とコメント。王者の座を3年ぶりに明け渡すこととなったが、どこか肩の荷が下りた様子だった。
ボッシュを含め、レブロン・ジェイムス、ドウェイン・ウェイドは今夏、現行の契約を打ち切りフリーエージェントになるオプションを持つ。“ビッグスリー時代”が5シーズン目を迎えるかどうかはまた決定していないが、ボッシュは、3人全員が残留を望んでいると明言。「我々は一緒にいたいと思っている。偉大な組織に偉大なチーム、すばらしい街。そしてチャンスがあること。それさえあれば何もいらない」と、ヒートとマイアミへの愛着を語った。(STATS-AP)