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ヒューストン・ロケッツで活躍した中国出身の元NBAスター、ヤオ・ミン氏が現地14日、ロサンゼルス・クリッパーズが売りに出された場合に備えて投資家を募っているとの報道を完全否定した。AFP通信が伝えた。
台湾の台北でNBA主催のイベントに出席したヤオ・ミン氏は、報道は根も葉もない噂だとし、現時点でNBAのチームを買収する予定はないと語ったという。
米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトは先月、クリッパーズオーナーのドナルド・スターリング氏の人種差別的発言が4月に公となったことを受け、ヤオ・ミン氏も新たに球団買収に名乗りを挙げたと報道。同じく買収に関心を示していた元NBA選手のグラント・ヒル氏とは、別々に投資家を集めていると匿名の情報筋が話していると伝えていた。
ヤオ・ミン氏は、2002年ドラフト全体1位指名でロケッツに入団し、2011年7月に引退を発表。中国出身のスポーツ選手の中で最も知名度があり、アジアでのNBA人気に貢献した。
中国リーグの上海シャークスのオーナーを務めており、現在もNBAとの緊密な関係も維持している。