レブロン、ファイナルの結果は今夏の去就決断を左右せず
2014-06-14
ファイナル1勝3敗と追い込まれたヒートのレブロン・ジェイムス（写真提供：Getty Images）
今オフに現行の契約を破棄しフリーエージェント（FA）になる権利を保持するマイアミ・ヒートのスーパースター、レブロン・ジェイムスが、去就について決断する際、NBAファイナル（7回戦制）の結果を考慮に入れないことが、関係者の話で分かった。米スポーツ専門サイトの『The Sports Xchange』が伝えた。
NBAファイナル第4戦を終え、ヒートはサンアントニオ・スパーズに1勝3敗。NBAファイナルの歴史では、今までに1勝3敗から優勝したチームは存在しない。15日の第5戦はスパーズの本拠地で行われる。
レブロン、ドウェイン・ウェイド、クリス・ボッシュのビッグスリーは、今シーズン終了後にオプトアウト（契約破棄）し、FAになることができる。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトは12日、ニューヨーク・ニックスのカーメロ・アンソニーがオプトアウトしFAになった場合、ヒートは獲得に動くかもしれないと報じた。
『The Sports Xchange』によると、レブロンは、将来のことよりも今のシリーズに集中しているとコメント。シリーズはまだ終わっていないとし、チームは非常に高いプライドを持っており、今後について考え始めることさえないと語っていたという。
