Not Found
NBAファイナル(7回戦制)は現地12日に第4戦が行なわれ、サンアントニオ・スパーズが敵地でマイアミ・ヒートに107対86で快勝。シリーズ3勝1敗とし、5度目のリーグ優勝に王手を掛けた。
敵地での第3戦を111対92で快勝したスパーズは、この日も前半からチャンスの山を築く。前半にファイナル記録のフィールドゴール(FG)成功率75.8%を記録した第3戦ほどのキレはなかったものの、24秒をフルに使ってパスを回し、フリーの選手がシュートを決めていく。守備面でも改善を見せ、前半はヒートのFGを34本中12本の成功(35%)に抑え、55対36と大量リードでハーフタイムを迎える。
第3Qではレブロン・ジェイムスに序盤に10得点を許し13点差に詰め寄られたが、ティム・ダンカンのシュートをきっかけに7対0のランを展開し、68対48とリードを広げる。その後もヒートを寄せ付けずに勝利を収めた。
スパーズではカウィ・レナードが20得点14リバウンドをマークし、トニー・パーカーが19得点、ティム・ダンカンが10得点11リバウンドを記録。チーム全体のFG成功率は57%だった。一方、敗れたヒートではレブロンが28得点8リバウンドと望みを繋ぐ活躍を見せたが、ドウェイン・ウェイドは10得点にとどまった。
昨季は同一カードのファイナルで涙を飲んだスパーズだが、これで残り3試合で1勝すれば悲願のリーグ優勝。現在の勢いなら、あと1試合で十分かもしれない。なお、NBAファイナルにおいて、過去1勝3敗から挽回して優勝したチームは存在しない。
第5戦は15日にスパーズの本拠地で行われる。(STATS-AP)
●試合結果データはこちらから>>
●試合結果一覧はこちら>>