シリーズリードのスパーズに油断なし、第4戦での王手狙う
2014-06-12
NBAファイナル（7回戦制）第3戦でマイアミ・ヒートに111対92で快勝し、シリーズを2勝1敗としたサンアントニオ・スパーズ。しかし選手たちは1勝のリードに甘んじることなく、現地12日の第4戦に向け気持ちを引き締めている。
スパーズは、昨年のNBAファイナル第3戦でも終始圧倒し、ヒートを113対77で下してシリーズを2勝1敗とリードした。しかし最終的に第7戦でヒートに敗れて優勝を逃し、悔し涙をのんだ。スパーズは、今の時点で満足することもなければ、昨年と今年のシリーズを比較することもないという。
グレッグ・ポポビッチHCは「昨年のことなど考えてもいない。昨年の第3戦と第4戦については全く頭にないよ。全く別物だからね。明日の試合のことしか頭にない」と目の前の試合のことのみに集中していると語った。
NBAファイナルでは、過去に1勝3敗の劣勢を跳ね返したチームは存在しない。スパーズは第4戦で勝利すれば、地元で優勝を決めるチャンスが2回（第5戦、第7戦）やってくる。
大黒柱のティム・ダンカンは「（第3戦では）自分たちのゲームプランをしっかり遂行することができた。それをこれからも続ける必要がある」と気合を入れた。（STATS-AP）
