Not Found
現地10日に敵地マイアミで行われたNBAファイナル(7回戦制)第3戦で、マイアミ・ヒートに111対92で大勝し、シリーズを2勝1敗としたサンアントニオ・スパーズ。序盤からシュートがさく裂したことについてマヌ・ジノビリは、特別なことはしていないと語った。
地元で2点差で惜敗した第2戦から気持ちを切り替えて臨んだ第3戦、スパーズは前半に33本中25本のフィールドゴール(FG)を沈め、2009年NBAファイナルでオーランド・マジックがマークしたファイナル記録、FG成功率75%を上回る75.8%をマークした。
ジノビリは「やろうと思ってできることではない。魔法のプレーなどないんだ。自分たちはただボールを回し、シュートが全て入ったということだ」とし、いつもどおりのプレーをしただけとコメント。グレッグ・ポポビッチHCは「ハーフのFG成功率76%など、もう二度と出せないだろう」と語った。
終盤に突き放して勝利した第1戦とは異なり、前半終了時点で71対50と大量リードを奪ったスパーズは、後半もほとんどピンチを招くことなくシリーズ2勝目をつかんだ。
第2戦までの合計がわずか18点というスランプから脱し、13本中10本のFG成功で自己最多の29得点で勝利に貢献したカウィ・レナードは「リズムに乗ることができ、チームメートは自分を見つけてボールを回してくれた。そしてシュートを決めることができたんだ」と試合を振り返った。(STATS-AP)