ふくらはぎ故障から復帰のサンダーS.イバカ、西決勝第4戦の出場に意欲
2014-05-27
サンアントニオ・スパーズとのウェスタン・カンファレンス決勝（7回戦制）第3戦で一矢を報いて、シリーズ対戦成績1勝2敗としたオクラホマシティ・サンダー。左ふくらはぎの故障から復帰したサージ・イバカは、中1日で迎える現地27日の第4戦にも出場するつもりだと意欲をみせている。
試合から一夜明けた26日のインタビューでイバカは、ふくらはぎの状態は前日よりも良いとコメント。試合中は患部に力を入れないようにし、痛みに対処したとし「左足より右足をより多く使ったんだ。昨日はあまり活躍できなかった。ビデオを見たが、動きが遅いと感じた」と第3戦を振り返った。
とはいえ、一時はシーズン終了とされたケガから復帰を果たしたイバカは、第3戦で15得点、7リバウンド、4ブロックをマーク。イバカ不在の最初の2戦は、得失点差でスパーズに合計52得点の大差をつけられたが、第3戦では終盤に20点リードを奪うなど、改めてその存在の大きさが示された。
ケガを繰り返すことや悪化させることを心配していないとするイバカは、チームのためにコートに立つことだけを考えているとし、「そのためにチームと契約したんだ」と力強く語った。
一方スパーズは、問題はイバカだけではないとし、シュートやリバウンド、ペネトレーションをさらに向上させる必要があると指摘。ティム・ダンカンは「もっと良いプレーをして、シュートを決めなくてはならない。アタックし続け、もっと積極的にゴールを攻めること。そしてフリースローを得て、相手の好きにさせないようにしたい」と第4戦での挽回に意欲をみせた。（STATS-AP）
