ヒートがNBAファイナル進出にあと2勝、ペイサーズは「まだ始まったばかり」
2014-05-25
マイアミ・ヒートは、現地24日に行われたイースタン・カンファレンス決勝（7回戦制）でインディアナ・ペイサーズに99対87で勝利。2連勝でシリーズ対戦成績を2勝1敗とし、NBAファイナル進出まであと2勝に迫った。
序盤に5対19とスタートでつまずいたヒートは、第2Q中盤でも22対37の15点ビハインドと劣勢だったが、その後を77対50と圧倒。両軍の対決は、過去13試合連続で1試合ごとに勝者と敗者が入れ替わってきたが、久々に一方のチームが連勝を飾る形となった。
ヒートのエリック・スポールストラHCは、ペイサーズ戦では今までも何度も苦戦してきたと試合を振り返り「彼らはとても優れたチームだ。すばらしい守備で相手を苦しめる」と相手チームを称賛。「我々は、もう一度一つになるしか選択肢はなかった」と勝因を語った。
ヒートは、レブロンが26得点、ドウェイン・ウェイドが23得点、レイ・アレンは全16得点を後半にたたき出し勝利に貢献。ヒートが15点差をひっくり返し地元でペイサーズに勝利するのは、12月18日の対戦に続き今季2度目となる。
敗れたペイサーズは、3シリーズ連続で黒星先行に。フランク・ボーゲルHCは、悔しい敗戦だとし「激しく競い、力強いスタートを切れたとは思うが、ファウルトラブルに陥り、厳しい守備を取り戻せなかったことが響いた」とコメント。挽回する力はまだ残っているかとの問いには「十分ある。まだシリーズはまだ始まったばかり」と語った。（STATS-AP）
