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インディアナ・ペイサーズのポール・ジョージが現地21日、脳振とうと診断された。マイアミ・ヒートとのイースタン・カンファレンス決勝(7回戦制)24日の第3戦まではあと3日あるが、復帰の許可を得るためにはNBAが定めるガイドラインに従い、一連の手順を踏む必要がある。
ジョージは、現地20日に行われた第2戦の第4Q残り6分52秒、ヒートのドウェイン・ウェイドからボールを奪った後にバランスを失い、うつぶせにコートに倒れた。その際、同じくボールを追っていたウェイドの膝を後頭部に受けた。ジョージはしばらくそのまま動けなかったが、最後までプレーを続行。後に「一時的に意識がなくなった」と明かしていた。ペイサーズは第2戦で敗れ、シリーズ1勝1敗となっている。
ペイサーズは「ジョージはチームのメディカルスタッフからの問診に対し、めまいや吐き気、視野の異常はないとし、脳振とうの症状を示していなかった。そのため、脳振とうの疑いを持たなかった」と説明した。
しかし、意識を失っていたことが後に判明したため、チームは21日午前、ジョージに対し検査を行ったという。(STATS-AP)