P.ジャクソン球団社長の元教え子、S.カー氏がニックスの新HC就任か 今週中にも合意へ
2014-05-12
現地11日、スティーブ・カー氏のニューヨーク・ニックスの来季新HC就任が間近に迫っていることが明らかになった。情報筋が『TNT』に明かしている。
カー氏の代理人は現在もニックスと交渉中であるとのことだが、両者は契約に前向きで今週中にも合意に達するとみられている。カー氏はフィル・ジャクソン球団社長に同行し、15日からシカゴで開始されるドラフト会議に参加する予定となっている。
2か月前にニックスの球団社長に就任したジャクソン氏にとって、カー氏は新HCの第一にして唯一の選択肢であった。両者は2週間前にニューヨーク市内で会合を持ち、毎日電話で連絡をとっているという。
元フェニックス・サンズのGMであるカー氏だが、指導者としての経験はない。それでもドック・リバースHC（ロサンゼルス・クリッパーズ）やマーク・ジャクソン氏のように、華麗な転身を遂げた前例がないわけではない。また、ジャクソン氏にとっては、シカゴ・ブルズ時代の自身の教え子でもあることも、HC就任を望む要因になっている。（STATS-AP）
