ウェストPOカンファレンス準決勝第1戦プレビュー／得点力のあるチーム同士が激突
2014-05-05
現地5日、第2シードのオクラホマシティ・サンダーと第3シードのロサンゼルス・クリッパーによるウェスタン・カンファレンス準決勝第1戦が、サンダーのホームで行われる。プレーオフ1回戦を第7戦まで戦った両チームの今季の直接対決の成績は、2勝2敗の五分となっている。
クリッパーズは、リーグからの永久追放となったドナルド・スターリング前オーナーの人種差別的発言騒動に巻き込まれたものの、ゴールデンステイト・ウォリアーズとのシリーズを7戦までもつれ込んだ末に勝利。レギュラーシーズンではリーグトップとなる平均107.9得点を挙げたが、司令塔のクリス・ポールは右ふくらはぎを負傷しており、サンダーのスピードに対抗できるか不安が残る。
サンダーもリーグ得点王のケビン・デュラント、ラッセル・ウェストブルックのコンビを擁し、リーグ5位の平均106.2得点をマーク。デュラントは、プレーオフ1回戦の4戦目まで平均28得点、シュート成功率40パーセントだったが、最後の2試合で平均34.5得点、シュート成功率56パーセントと巻き返した。この勢いを準決勝でも持続できるかがポイントとなる。
そのほか、リーグ6位の平均24.1得点を誇るクリッパーズのブレイク・グリフィンと、サンダーのブロック王サージ・イバカのマッチアップにも注目したい。（STATS-AP）
