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現地2日に行われたプレーオフ1回戦(7回戦制)、ウェスタン・カンファレンス第5シードのポートランド・トレイルブレイザーズは、デイミアン・リラードがスリーポイントシュートの決勝ブザービーターを決め、第4シードのヒューストン・ロケッツに99対98で劇的勝利。シリーズ対戦成績4勝2敗で14年ぶりのカンファレンス準決勝進出を決めた。
大逆転劇での1回戦突破に会場のファンが沸く中、リラードはヒーローインタビュー用のマイクを取り「リップ・シティ!(ポートランドの愛称)」と勝利の雄たけびを上げた。
2011年以来のプレーオフ進出を果たしたブレイザーズは、過去6回のチャレンジで1回戦敗退を喫しており、カンファレンス準決勝に駒を進めるのは2000年以来となる。
1ゴールを争う大接戦となった第4Q、ブレイザーズは、ドワイト・ハワードの3点プレーでロケッツに96対94と逆転されたが、ニコラス・バトゥームが残り39.9秒に同点のフェイダウェイシュートに成功。その後、残り0.9秒にチャンドラー・パーソンズにリバースレイアップシュートを決められ、勝負は決したかに思われたが、リラードが起死回生の長距離砲を成功させ、ドラマチックな勝利を演出した。
リラードは25得点をマーク。ラマーカス・オルドリッジが30得点、13リバウンドと爆発した。
ブレイザーズは、シリーズ対戦成績3勝3敗のタイとなっているサンアントニオ・スパーズ(第1シード)対ダラス・マーベリックス(第8シード)の勝者と次のラウンドで対戦する。
ロケッツは、ジェイムス・ハーデンが34得点でチームをけん引、ドワイト・ハワードが26得点、11リバウンドをマーク。1990年半ばに危機的上状況を乗り越えリーグ2連覇を果たしたことから「クラッチ・シティ(Clutch City)」のニックネームを持つロケッツは、一歩及ばず1回戦敗退。1勝3敗から逆転し、7回戦制のシリーズを勝ち上がったリーグ史上9番目のチームになることはできなかった。(STATS-AP)
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