グリズリーズがサンダーに薄氷の勝利、延長戦制し1回戦突破にリーチ
2014-04-30
現地29日、プレーオフ1回戦（7回戦制）の試合が各地で行われ、ウェスタン・カンファレンス第7シードのメンフィス・グリズリーズは、延長戦の末、第2シードのオクラホマシティ・サンダーに100対99で辛勝。シリーズ対戦成績を3勝2敗とし、カンファレンス準決勝にあと1勝と迫った。途中出場のマイク・ミラーがチーム最多の21得点をマークした。
4試合連続のオーバータイムとなった第5戦は、最後の最後まで勝敗の行方が分からない大接戦となった。100対99のグリズリーズ1点リードで迎えた試合終了直前、ミラーがスリーポイントシュートを外し、残り2.9秒にサンダーボールでタイムアウト。サンダーは最後の攻撃で、ケビン・デュラントがスリーポイントシュートを外したが、サージ・イバカがリバウンドでフォローし、指先で逆転のティップインシュート。しかし、ビデオ検証の結果、ボールは試合終了のブザーの後に手から離れていると判定され、シュートはノーカウントとなり、グリズリーズがすんでのところで逃げきった。
ザック・ランドルフは20得点、10リバウンドをマークした。1回戦突破をかけた第6戦は、1日にホームで行われる。
サンダーは、ラッセル・ウェストブルックが30得点、13アシスト、10リバウンドでトリプルダブルの活躍、デュラントが26得点をマーク。第3Qの20点ビハインドから延長戦にまで持ち込んだが、幻のゴールに泣かされた。（STATS-AP）
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