ウィザーズがブルズ下しカンファレンス準決勝進出決定
現地29日、プレーオフ1回戦（7回戦制）の試合が各地で行われ、イースタン・カンファレンス第5シードのワシントン・ウィザーズは、75対69で第4シードのシカゴ・ブルズを下し、対戦成績4勝1敗としてカンファレンス準決勝へと駒を進めた。
ウィザーズは、ジョン・ウォールが24得点、ネネが20得点、ブラッドリー・ビールが17得点でチームをけん引。前半を同点で終えるも第4Q開始の時点で9点リードを奪い、そのままブルズの反撃をかわして逃げきった。
ウォールとビールの若手の活躍でレギュラーシーズンに44勝を挙げて長い低迷から抜け出し、今季2008年以来のプレーオフ進出を果たしたウィザーズ。1回戦突破は、1970年代以降ではこれがようやく3度目となる。
ビールは「チームが成長し続けている証だ。このシリーズでは、素晴らしいプレーができたし、チームはこのまま良くなっていくだけだよ」と、手応えを口にした。
一方、1回戦で敗退が決まったブルズでは、ジミー・バトラーとカーク・ハインリックが各16得点、タージ・ギブソンが12得点。シーズン中にエースのデリック・ローズが膝のケガで離脱し、2番手のルオル・デンをトレード放出しながらもレギュラーシーズン48勝と底力を見せたが、次のラウンドに進むことはできなかった。
ギブソンは「シーズンにあれほどの力を尽くし、たくさんの苦難を乗り越えてきたのに、本当にショックだよ」と肩を落とした。
なお、ウィザーズはカンファレンス準決勝で、インディアナ・ペイサーズ対アトランタ・ホークスの勝者と対戦。現時点では第8シードのホークスが第1シードのペイサーズ相手に3勝2敗とし、1回戦突破に王手をかけている。（STATS-AP）
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